ファクトリーアンロックをキャンセルしました
ファクトリーアンロックはキャンセルしました。
SoftBank を解約し、MVNOの「みおふぉん」に乗り換えてもう少しで1年が経とうとしています。
SoftBankのSIMロックの掛かったiPhone 5 と iPhone 5s が手元にあるので、なんとか再利用できないかとファクトリーアンロックを依頼していましたが、3月に依頼をしてから9月まで約半年待っていたのですが、アンロックは完了せず、キャンセル時点では今後の作業の進捗状況も不明瞭であることには変わりがありませんでした。
MVNO業界関連の動向も当初と変わってきているようです。詳細な時期はわかりませんが、近いうちにSoftBank系のMVNO事業者が登場するのは時間の問題ではないでしょうか?
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iPhone 6s / iPhone 6s Plus の発売も例年通り発表されましたので、当初の予定であればここで買い換えるという選択肢もあるわけですが、急ぐ理由もありませんし、もう少しSoftBank系のMVNO関連サービスの動向を見守ってからゆっくり決めて行きたいと考えています。
こういう時も、縛りを受けたり、キャリア主導の期間を定められたキャンペーンに煽られたりする事がないのも、SIMフリー端末を所有しているメリットのひとつだと思います。精神衛生上、非常によいです。
ファクトリーアンロックに関する成り行きは以下の過去記事をご参照下さい。
参考ファクトリーアンロックを申し込みました
参考ファクトリーアンロック SIMロック解除失敗のお知らせ
参考ファクトリーアンロックに再度申し込みました
参考ファクトリーアンロックは結局どうなったのか
ファクトリーアンロックも3月に依頼した時点で速やかにアンロックが成功していればよかったのですが、今の時期まで延び延びになってしまうと、いろいろな状況的に中途半端になってしまいました。
アンロックを依頼した時はまだSoftBank系のMVNOの関連ニュースはアナウンスされていませんでしたが、近いうちにサービスが始まるのであれば、ファクトリーアンロックをしなくても格安SIMで活用できるので非常に楽しみではあります。
今でも非常に中途半端な時期ではありますが、さらに中途半端な時期にアンロックが成功してしまうと、なんのためのアンロックだったのかわからなくなってしまうので、迷った挙句、今回のファクトリーアンロックはキャンセルする事にしました。
キャンセルは非常に簡単で、メールでキャンセルを伝え振込先の金融機関を伝えただけです。
振込手数料も先方が負担してくれましたし、支払った金額が100%返ってきましたので、今回も金銭的な負担が1円も発生しなかったのは幸いでした。
以上のように、2回にわたってファクトリーアンロックを申し込んではみましたが、私の場合は結局このサービスの恩恵を受けることなく終了することになりそうです。
今となっては多少の制約はありますが、キャリア経由で正式にSIMロックを解除することができるようになりましたので、このファクトリーアンロックというサービスも今後自然消滅していくのでしょうか。
仮に今後このようなサービスの需要が減少し、さらに安い価格でファクトリーアンロックが出来るような時が来るのであれば、再度その時に改めて考えてみるかもしれませんが。
その気になればSIMロックはあっさりと解除が可能だった
ところで、別件ですが、先日(9月4日)自分が使っているSIMフリー版 iPhone 6 Plus の調子がおかしく、Apple 正規サービスプロバイダ の某店舗に持ち込みました。
不具合の内容は割愛しますが、店頭でも現象が確認でき、今回は保証もありましたし新品交換という対応となったのですが、そちらの店舗では通常、SIMフリーの端末は在庫を持っておらず、キャリアのSIMロックが掛かった端末しか交換品がないということでした。
自分は「みおふぉん」でiPhone 6 Plusを利用していますので、取り敢えずの対応として、docomoのSIMロックの掛かった端末と新品交換してもらうことになりました。
この後、Appleの方にSIMロック解除の依頼をしておくので、「1週間くらいしたらAppleに電話をしてSIMロックが解除されているかどうか確認をして欲しい」と言うことです。
状況によってはSIMロック解除にもう少し時間が掛かる場合もあるという説明でしたが、解除が完了したらメールなどで通知してもらうような方法はないので、解除の完了確認は電話で確認する以外ないということでした。
そんなわけで、本日Apple Careの方に電話をして、SIMロックが解除されているのか確認をしてみました。電話口で多少待たされましたが、返答は「SIMロックは解除されています」ということで確認できました。
もしかしたらもっと早くに解除は完了していたかもしれませんが、少なくとも1週間もあればSIMロックの解除自体は行うことができるのは、今回の事例で検証されました。
まあ、Appleに直接SIMロック解除の依頼を公式な形で手配しているので、当然といえば当然でしょうが、片や半年近くたってもSIMロック解除が完了しないファクトリーアンロックという非公式なサービスの流れはどのようになっているのでしょうか。
因みにファクトリーアンロックをキャンセルする直前にやりとりしていたメールの返信内容には
大変申し訳御座いません。
現在appleサーバーが完全停止している為、当社では詳しくまでは分からないことなのです。
という一文がありましたが、今回あっさりとSIMロック解除が行われた事を考えると、ファクトリーアンロックで解除に時間が掛かるのは別の所に原因があるような気がします。
SoftBank系のMVNOサービスが一日も早くサービスインされることを祈りつつ、それまでは従来通り嫁にはモバイルWi-Fiルータ経由でiPhone 5sを使ってもらう事にしました。
まもなくiOS 9 が公開されますが、iPhone 5s でも快適に使える事を期待したいと思います。
それでは、また!