BIC SIM特典の「Wi2 300」の登録方法と使い方
こんにちは!@blog_nekogohanです。
格安SIMとして人気の「みおふぉん」ですが、ビックカメラが提供するBIC SIMから「みおふぉん」に申し込みをすると、特典として、公衆無線LANサービスのWi2 300が無料で使うことが出来るようになります。
通常は、月額:362円(税抜)の有料サービスですので、MVNOで「みおふぉん」に乗り換えを検討中の方はBIC SIMから申し込んだほうがお得です。BIC SIMで契約すれば月額料金の362円は不要ですので。
ここで改めて、Wi2 300を簡単にご説明しますと…
- 次世代無線LAN規格の「11ac」を含む、全国最大規模のエリアを誇る公衆無線LANサービス
- 公共交通機関、カフェなどで、スマホ(Wi-Fi搭載端末)をインターネットに接続することが可能
- 初期費用・入会金は無料。申し込みにあたり、工事やプロバイダ契約も不要
- 解約時の違約金や手数料もなし
と、いうのがWi2 300のホームページに記載されている売り文句になっています。よくある馴染みの公衆無線LANサービスのひとつです。
以下、BIC SIM無料特典のWi2 300を申し込んだ時の流れです。
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BIC SIMユーザー専用の登録画面から利用申請をする
Wi2 300 申請ページ:http://300.wi2.co.jp/bic-sim
サービス種別は、BIC SIMプラスが選択されていて、他は選べないようになっています。ユーザー情報として、メルアド、ログインID、パスワード、生年月日、性別を登録します。全て必須項目です。
その次に、携帯電話の番号(BIC SIMを契約した電話番号)とICCIDを入力と続きます。
ICCID を確認する方法
SIMカードに記載されている半角英数字15文字です。
SIMカードの台紙にも記載されています。SIMカードに記載されているものと同じ、半角英数字15文字です。
全ての項目を入力し、登録をすれば申し込みは完了です。
Wi2 Connectをインストール
Wi2 ConnectというiPhone用のアプリが提供されているので、インストールしてあげます。
Wi2 Connectを起動
「Wi-Fiプロファイルのダウンロード Download Wi2 300 Wi-Fi profile」をタップします。
「Safariを起動します。よろしいですか?」が表示されるので、「はい」をタップします。
プロファイルをインストールする画面が表示されますので、「インストール」をタップします。
パスコードを入力します。
「このプロファイルは署名さいれていません」が表示されますが、再度「インストール」をタップします。
「インストール」をタップします。
インストールが完了しました。
Wi2 300のWi-Fiネットワークに接続する方法
上記までの設定で、Wi2 300のサービスを利用するのに必要な設定は全て終了しています。
実際にサービスを利用したい場合は、サービスが提供されているカフェなどのサービスエリア内に端末があれば、iPhoneのWi-Fi接続が自動的に接続されます。
「設定」→「Wi-Fi」を確認すると『Wi2premium』Wi2 300提供のアクセスポイントに接続されているのがわかります。
但し、この状態では、まだネットワークへの接続が許可されているだけの状態となりますので、実際に使える状態として接続を完了させるためには、ログインID、パスワードの認証が必要となります。
ログインIDとパスワードの認証を行うためには、iPhoneにインストールしておいたアプリ、簡単アクセスツール「Wi2 Connect」の起動が必要です。アプリを起動し、ログインIDとパスワードが入力されている状態で、「ログイン」をタップします。
Wi2 300にログインが成功した場合
ログインIDとパスワードが正しければ、ログインに成功し、「ログイン済み」が表示されます。
Wi2 300にログインが失敗した場合
「認証エラー」と表示されています。今回の場合は、エラー内容として、「ログインできませんでした。(code=-10)ログインIDまたはパスワードが間違っているか、ご加入のプランではご利用頂けません。」と表示されました。ログインIDとパスワードが間違っていなければ、現在のプランでは利用できないという事になります。
ここで、おさらい Wi2 300について
さて、ここで改めてBIC SIMの無料特典として利用できる、Wi2 300のサービス内容について"おさらい"してみましょう。
適用されている料金プランについて
BIC SIMの無料特典は「Wi2 300 月額定額プラン」が無料で利用できる特典が適用されています。通常は月額料金が362円(税別)必要な有料サービスですが、BIC SIMを利用している間は、この月額料金がずっと無料で利用できる特典が付与されています。
Wi2 300 月額定額プラン
では、この「Wi2 300 月額定額プラン」のサービス内容を確認してみましょう。「Wi2 300」で提供されているサービスエリアには、「ベーシックエリア」と「オプションエリア」と呼ばれる2つのサービスエリアが存在しますが、「Wi2 300 月額定額プラン」で無料で利用できるのは「ベーシックエリア」となっています。
利用可能エリア:ベーシックエリア
ベーシックエリアで提供されているアクセスポイント名(SSID)
- Wi2
- Wi2_club
- mobilepoint
- mobilepoint2
- UQ_Wi-Fi
- wifi_square
上記、6つのアクセスポイント名でWi-Fi接続されている施設の場合は、ベーシックエリアとしてWi-Fiサービスが提供されています。「Wi2 300 月額定額プラン」が適用されていれば無料で利用できるアクセスポイントとなりますので、BIC SIMユーザーの場合は、この特典が享受できるわけです。
端末が Wi-Fi接続されている状態で、「Wi2 Conectアプリ」を起動し、ログインをすれば利用できます。利用時間に制限はありませんので、ログオフするまでWi-Fi接続を利用することができます。
オプションエリアとは
オプションエリアとは、「オプションエリア チケット」という有料のチケットを購入すると利用できるサービスエリア
の事を指します。オプションエリアの利用時間は、1時間単位で、1時間100円(税込み)の利用料金が必要になります。
「Wi2 300 月額定額プラン」の契約者であっても、オプションエリアでWi-Fi接続を利用したい場合は、月額料金の他に、予め購入しておいたチケットを使用することで、Wi-Fi接続が利用できます。
オプションエリアチケットは、1枚 税込み100円(2014年11月現在)で1枚単位から購入できますが、オプションエリアチケットを購入するためには、「Wi2 300 月額定額プラン」の契約者である必要があります。
オプションエリアで提供されているアクセスポイント名(SSID)
- Wi2premium
- Wi2premium_club
「ベーシックエリア」と「オプションエリア」
以上のように、Wi2 300のWi-Fi接続サービスには、月額定額プランのみで利用できる「ベーシックエリア」と、「Wi2 300 月額定額プラン」契約者が、1時間当たり100円のオプションエリアチケットを使用すると、使うことができる「オプションエリア」があることを説明しましたが、自分が普段よく利用するエリアがベーシックエリアとしてサービスが提供されていれば、余計やオプション料金を支払わなくても、無料でWi-Fi接続ができるわけです。
では、実際のアクセスポイントの状況はどのような感じになっているのでしょうか?
横浜駅周辺のWi2 300の状況
渋谷駅周辺のWi2 300の状況
サンプルとして、横浜駅と渋谷駅周辺のWi2 300のアクセスポイントマップを上図に示しました。アクセスポイントのうちオレンジ色の部分が「オプションエリア」でオレンジ色以外の部分が「ベーシックエリア」のアクセスポイントです。
全国のアクセスポイントマップは、Wi2 300のホームページから検索することが可能ですので、一度自分が利用を想定している地域のアクセスポイントがどのような状況になっているか確認しておくと良いと思います。
どのエリアで検索しても概ねオレンジ色(オプションエリア)のアクセスポイントが一番多く、「オプションエリア チケット」を購入しないと利用できない場所が多いと思います。
あくまでも、自分の活動エリアの場合ですが、正直無料で使えるベーシックエリアとしての対象施設ではほとんど使う機会のないものばかりで、折角BIC SIMの特典として無料で使える状態となっていても、ほとんど利用価値は感じられませんでした。
オプションエリアの弊害
最初に、Wi2 300を利用するために、プロファイルのインストールを行いましたが、プロファイルがインストールされたデフォルトの状態では、端末がサービスエリア内に入って、Wi-Fi電波をキャッチすると、自動的にWi-Fi接続されるように設定されています。
自動的に接続されても、そのままネットの利用が可能であれば、それほど困る仕様でもないのですが、前述の「Wi2 300のWi-Fiネットワークに接続する方法」の項でも説明しましたように、Wi-Fiネットワークに自動的に接続されても、実際にネットの利用が出来る状態まで持っていくためには、Wi2 Connectのアプリを起動して、ログインIDとパスワードでログイン認証をする必要があります。
アクセスポイントマップを確認するとわかりますが、「Wi2 300 月額定額プラン」のみで使用できる「ベーシックエリア」のアクセスポイントの数はあまり多くありませんが、1時間100円を払えば使用できる「オプションエリア」のアクセスポイントは意外と数があるので、街中を移動していると、この勝手にWi-Fiネットワークに接続される頻度が度々発生するのです。
ケース1:移動中に勝手に接続される
自分の場合は、歩行中、横断歩道の赤信号待ちで止まった時に、チョコッとメールを確認したり、LINEでメッセージを送信したい。とか、バスに乗車中にSafariでホームページを見ている際、渋滞でノロノロ運転になったり、赤信号で停まった。とかいうパターンの時に、Wi2 300のWi-Fiネットワークに意図せず勝手に接続される事が度々あります。
最初慣れないうちは、「回線が混んでるな」とか「サーバーが重いな」という意識が働いて、暫くそのままページが反応するのをボーっと待ってしまう事があったのですが、少ししてWi-Fiのアイコンが表示されている事に気が付き、Wi-Fiをオフにして切断する事がありました。
外出時は、予めWi-Fi機能をオフにしておけばいいのですが、今までそのような習慣がなかったので、大半はそのような状態になった時に気がつくことが多いです。
ケース2:近隣のアクセスポイントを微妙に掴む
これも外出先で、Wi-Fi機能を切り忘れている場合ですが、「お茶や食事をしている時」とか「歯医者の待合に座っている時」とか一定の場所にいる時に、暇つぶしでiPhoneを触っている時のパターンです。
その施設自体は、Wi2 300のアクセスポイントは提供されていないのですが、近くにアクセスポイントがあると、Wi-Fi電波が付近の建物にも飛んでいるのは珍しくありませんし、よく遭遇する事です。
Wi2 300のアクセスポイントが隣の建物とか、現在地に近い所でしたら常にWi-Fi電波をキャッチしていることが多いので、Wi-Fiアイコンに気が付きやすいのですが、アクセスポイントが少し離れた場所にあると、Wi-Fi電波を受信したり、切断したりを繰り返す事があります。
ほとんどは切断されていて、通常のネット利用(3G,LTE)で接続されている状態になっているのですが、たまに電波の具合でWi-Fi接続が確立してしますと、以上のような理由からネット接続ができなくなります。
対策
Wi-Fiをオフにする
プロファイルの仕様上、Wi2 300のネットワークを掴むと自動的にWi-Fiネットワークに接続されるので、一番の対策は、意図した接続を防止するため、外出時はWi-Fi機能をオフにしておくことです。
端末のMACアドレスを登録する
問題は、Wi2 300のWi-Fiネットワークに自動接続された時に、ログインIDの認証(Wi2 Conectアプリの認証)も自動的にやってくれれば、そのままネットを使えるので理想的なわけです。
全てに於いてではありませんが、一部のネットワーク環境ではこれを自動認証させる事が可能です。それが端末のMACアドレスをWi2 300のアカウントページに登録する方法です。
MACアドレスの登録方法
Wi2 300のアカウントページにアクセスし、IDとパスワードでログインします。
ログインメニューの項目「ワイヤレスLANの設定」の中の「MACアドレス登録」をクリックします。
端末名とMACアドレスを入力するテキストボックスが表示されますので、ここに端末のMACアドレスを入力し、登録します。
MACアドレスは「xx:xx:xx:xx:xx:xx」の形式(コロン区切り)で入力します。
iPhoneのMACアドレスの確認方法
iPhoneの「設定」から「一般」→「情報」と進むと「Wi-Fiアドレス」という項目がありますので、ここに表示されているのが、MACアドレスになります。
MACアドレス認証に非対応のWi-Fiスポット
このように、アカウント画面から端末のMACアドレスを登録しておくと、MACアドレスでログイン認証を自動的に行なってくれるので、イチイチWi2 Connectを起動してログイン認証を行う必要がなく便利なのですが、mobilepoint、mobilepoint2、オプションエリア(Wi2premium、Wi2premium_club)は、MACアドレス認証に対応していませんので、Wi2 Connectアプリからログイン認証する必要があるようです。
今回のまとめ
今回BIC SIMの特典として、「Wi2 300 月額定額プラン」が無料で適用されているので、まだあきらめが付きますが、正直、毎月362円(税別)を支払ってまで使用したいと感じる利用価値が感じられませんでした。
と、言うのも追加料金なしの月額定額プランのみで使用できるWi-Fiスポットがあまりにも少なく、ほとんどは1時間100円の「オプションエリアチケット」を使わないと利用できないので、実質的には無料で使うことは難しいと感じました。
ご利用可能エリア検索ページから、検索対象として指定できるのは、地域とカテゴリーだけとなっていますので、「ベーシックエリア」と「オプションエリア」も絞込検索できると便利かな。と感じています。
最近は、無料で使用できる公衆無線LANサービスも色々と登場していますので、それらのサービスも併用しながら上手に活用していきましょう。
また公衆無線LANサービスは通信内容が暗号化されていないサービスも沢山あります。(Wi2 300の一部アクセスポイントも暗号化されていません)このようなWi-Fiスポットで安全に利用する方法は以下の記事を参考にどうぞ。
参考 記事 そのままでは危険な公衆無線LANを安全にしようする方法
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では、また!
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