iPhone 5、5sをファクトリーアンロックでSIMフリーにしてもらう見積を取ってみた

2015/01/23simロック解除,ファクトリーアンロック

SIMロックの解除にお悩みの方は、値段的にも時間的にも下記の記事の方法が断然お薦めです。

参考SoftBank iPhone 5s のSIMロックをSmartKing X で簡単に解除成功
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SoftBankのSIMロックされたiPhoneでファクトリーアンロック以外で格安SIMを使いたい場合は以下の記事もご参考にどうぞ。
参考SoftBankのSIMロックされたiPhoneで使える格安SIMが登場しました

前回、「家族で「みおふぉん」に早く乗り換えたいのですが」の記事でも書きましたが、SoftBankの契約更新月(2年縛り)を迎える家族使用のiPhoneが2台あります。

自分は既に「みおふぉん」に乗り換えが完了しています。普段、何の問題もなく快適な利用を経験している身としては、ここで再度SoftBankと「2年間のお付き合いを更新」する気にはなれません。

契約更新月までにSIMフリー端末を用意して、早々にMVNOに乗り換えたいところです。

参考iPhone 6s Plus をAppleローン(分割払い)で購入した!

参考iPhone 5 をMVNOの格安SIM(IIJmio:みおふぉん)に乗り換えます。SoftBankさようなら。

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理想としては、既にiPhone 5、iPhone 5sを持っていますので、このSoftBankのSIMロックが掛かったiPhone 5、iPhone 5sのSIMロックを外すことができればベストなわけです。

記事執筆時現在(2015年1月)、SoftBankが公式にiPhone 5、iPhone 5sのSIMロックを解除することはないため、非公式な方法でSIMロックを解除せざるを得ません。非公式という事は当然自己責任で行うことになります。

SIMロックを解除する方法

SIMロックを解除する方法としては、「SIMロック解除アダプタ(シム下駄)」を履かせる方法や、「ファクトリーアンロック」でアクティベーションサーバーに登録されている端末情報を更新する方法があります。

もちろんキャリアが公式な形でSIMロックを解除してくれる対応機種の場合は、それが一番確実ですし安心です。ドコモとソフトバンクは一部の機種に限定し、SIMロック解除サービスがありますが、auではSIMロックの解除サービスはありません(2015年1月現在)

docomo 参考URLSIMロック解除の手続き|お客様サポート|NTTドコモ
docomo 参考URLSIMロック解除対応機種|お客様サポート|NTTドコモ
SoftBank 参考URLソフトバンクモバイルの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除
au 参考URLSIMロック解除のお手続き | au
au 参考URLSIMロック解除対象機種一覧 | au

SIMロック解除アダプタ(SIM下駄)でSIMロックを解除する方法

SIMロック解除アダプターとは、SIMに重ねた状態でSIMカードを端末に挿入することによって、SIMロックを解除しようという代物です。

価格は数百円〜数千円と安価ではあるのですが、一番の問題は肝心の性能と品質、信頼性です。

ネット上で体験者の声を調べてみても、「成功した」「失敗した」「成功したが一晩たって朝起きたら端末にアクティベーションを促すメッセージが表示がされていた」「成功したが頻繁に圏外になる」「3Gは掴むがLTEは掴まない」など、とにかく評判は決して良くないです。(と言うか悪いです。)

また機種やOSのバージョン、モデムファームウェアのバージョンによっても対応・非対応など様々で、条件を満たしていても失敗している人も多く正直、調べれば調べるほど、マイナスな情報の方が目立ちます。

値段が安いのでダメ元で購入し、試してみるのもひとつの方法ですが、重ねて挿し込むという性質上、品質によっては「SIMがこわれた」とか「SIMが抜けなくなった」など「iPhoneが故障した原因」となる情報もあり躊躇しています。

取り敢えず、短期間のつなぎで使う用途であれば試してみてもいいのですが、自分の場合はそうでもないので微妙です。

またSIMカードと常に接触した状態になりますので、端末を使っていない間も常時SIMロック解除アダプターと通電状態となるため、バッテリーの持ちもその分短くなるようで、これも品質によってマチマチのようです。

公開後追記現在は下記記事で紹介している方法をお薦めしています。SoftBank iPhone 5s のSIMロックをSmartKing X で簡単に解除成功
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ファクトリーアンロックとは

SIMロックを解除するもうひとつの方法として、ファクトリーアンロックというものがあります。このサービスの概要、メリット、デメリットをおさらいしてみます。

別名「IMEIアンロック」とも呼ばれますが、iPhoneの場合Appleのサーバで管理されているIMEIの情報(iPhoneに付与される識別情報)を書き換えることによって、SIMロックがかかったiPhoneをSIMロックフリー端末として利用できるようにするサービスです。

このようなサービスを提供している業者は非常に複数ありますが、業者によって値段は多少異なります。

悪質な業者も存在しますが、現在はある程度の実績が確認されている業者もネットでレビューされていますので、依頼先を間違えなければお金だけ持ち逃げされるというようなトラブルは心配なさそうです。

SIMロック解除アダプターと違い「端末には改造などを何も加えない」のも安心です。

ファクトリーアンロックの特徴とメリット

  • 端末を送付する必要はないので端末を手元に残したまま作業が可能。
  • SIMロックが解除されても、IMEIやシリアル番号は変わらない。
  • 脱獄(ジェイルブレイク)するわけではない。
  • 専用アプリケーションをインストールする必要もない。
  • SIMロック解除後は、端末のリセット、iOSのバージョンアップも可能、修理に出すことも可能。
  • 本体内部の改造は一切行わない。SIMロック解除アダプターのような外部ハードウェアも一切不要。
  • SIMロック解除の作業にあたって端末に保存されているデータや保存されている写真やビデオ、インストールされている各種アプリやメールなど設定情報が消えることもない。

と、イメージとしては通常のSIMフリー端末と同じような使い方ができるのが一番の魅力です。

ファクトリーアンロックのデメリット

  • 価格が比較的高い。
  • 依頼をしてからSIMロックが解除されるまで数日〜数週間掛かる場合がある。(場合によってはそれ以上)
  • 端末の状態によっては解除できない場合がある
  • 悪徳な業者も存在する。

iPhone 5 / iPhone 5sのファクトリーアンロックの見積金額

そこで今回は、ファクトリーアンロックサービスを提供している某サイトに、手持ちのiPhone5とiPhone 5sのSIMロック解除を依頼した場合、どのくらいの費用が掛かるのかを見積もってもらいました。

2015年2月5日追記 当初見積先のサイトURLも紹介していましたが、先方より価格を削除するようクレームのメールを受け取りましたので、サイトのアドレスを削除致しました。

見積方法はメールに必要事項を記入して、送信するだけですので簡単です。メールを送信して、一時間くらいですぐに返信が届きました。 以下が見積もり金額(2015年1月21日現在)です。

これは、私が依頼をした時点の端末の条件で計算されていますので、同じ端末でも時期や依頼先、各種条件によっては多少金額に違いが出ると思いますので、ひとつの目安としてお考え下さい。

【価格表 ※通貨単位:香港ドル】
Softbank版 iPhone5s 16GB ファクトリーアンロック:2,000HKD/台
Softbank版 iPhone5 16GB ファクトリーアンロック:1,650HKD/台
※2代同時お申込の場合、合計から200HKD値引きいたします。

見積は香港ドルで出ています。iPhone 5sが2,000香港ドル、iPhone 5が1,650香港ドル、同時申込の場合は200香港ドル割り引いてもらえるようです。

支払い方法はPayPalを選択しました。依頼し実際に決済される時の為替レートによって請求金額は多少上下しますが、執筆時現在のレートで計算すると、iPhone 5sがおよそ30,452円、iPhone 5が25,122円となります。

2台まとめての場合は、200香港ドル(約3,045円)値引きしてもらえるので、およそ52,529円となります。

2014年10月に総務省が取りまとめた内容によると、2015年5月以降に各キャリアから販売される端末は、ユーザーがSIMロックの解除を申し出た場合、SIMロックを解除しなければならないことが義務化されました。

その際もおそらく3,000円程度の手数料を取られるでしょう。2台分外してもらうと6,000円の手数料が発生するので、その分を差し引いて考えると、46,529円余計なコストが掛かる計算になります。

そもそも義務化の対象は「2015年5月以降に販売された端末」ですのでそれ以前に発売された手持ちのiPhone 5、iPhone 5sは対象外なわけです。

こちらのサービスを利用して無事にSIMロックが解除されれば5万円弱の費用は発生しますが、MVNO事業者に乗り換えできるようになりますので、私が検討しているプランの場合は、半年程度でコストの回収はできそうです。

今回のまとめ

見積の結果自分の端末が依頼可能であることが確認できました。

約束はされませんが、通常ですと依頼から2週間前後でSIMロックが解除される事が多いそうですので、タイミング的にもまだ間に合いそうです。

一方で、3万円程度の金額を出せば新品のAndroid端末が購入できます。ネットのレビューなども比較的評判は良いようですので契約更新月の3月までにもう少し検討したいと思います。

いずれにしても、このままズルズルとソフトバンクに高い料金を払い続けるつもりはありませんので、できるだけ早い段階で結論を出したいと考えています。

どちらのパターンを選んでも、その過程や使用感などのレビューを利用者目線で紹介していきたいと思います。同じような境遇で迷っている方々の参考になれば幸いです。是非お気に入りに登録して今後の経過を見守ってやって下さい。

こちらでも、格安すSIM乗り換えの一部始終を紹介しています。どうぞご参考下さい。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また!

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